BLOG ブログ

住宅ローンにおける抵当権とは?競売との関係や抹消手続きを詳しく説明

皆さんは抵当権について詳しくご存じでしょうか?

住宅ローンを借りた事のある方なら聞いたことはあるのではないでしょうか。

マイホーム購入にはさまざまな事柄が登記されます。

そして住宅ローンを組む際に必要な抵当権も、登記される権利の一つで、貸したお金が返済されない場合、不動産を強制的(競売により)に売却してお金を回収する権利です。

こちらでは、抵当権の設定から抹消まで詳しく説明します。

抵当権とは

抵当権とは、住宅ローンの借り入れをして不動産を購入する場合に、金融機関が購入する不動産を担保とする権利のことです。

住宅ローンを組んで不動産を購入している人のほとんどが抵当権の設定がされています。

但し、住宅ローンのなかには一般的な住宅ローンに比べて借入可能額が少なかったり、返済期間が短く設定されていたりする無担保ローンという商品もあります。


抵当権はどのように設定される?

抵当権が設定されるのは、住宅ローンで借り入れする際や、住宅ローンの借り換えを行うタイミングです。

この際に必要な抵当権の登記手続きは、債務者が自分で行うことも可能ですが、金融機関や不動産会社が指定する司法書士に依頼して行われます。


抵当権を設定する際にかかる費用

抵当権を設定するには、以下のようなさまざまな費用が発生します。

・登録免許税
・収入印紙代
・司法書士報酬費用(司法書士に依頼した場合)
・印鑑登録証明書の発行手数料
・登記事項証明書の発行手数料

登録免許税とは、登記手続きにかかる税金のことで抵当権の設定の際にも課税されます。

抵当権の設定の場合は住宅ローンの借入額の1000分の4の税額が必要ですが、2024年3月31日まではマイホームの軽減特例が適用され、税率は1000分の1です。


支払いが滞ったらどうなる?

抵当権を設定して借りている住宅ローンの返済が滞ってしまったら、債権者によって不動産が差し押さえられ、最悪の場合には競売にかけられます。

競売にかけられた不動産は多くの場合、市場価格よりも安く売られてしまいます。
売却益がほとんどない場合、住宅ローンの返済がより苦しくなってしまいます。

競売にかけられた不動産の所有権は第三者の手に渡ってしまう為、居住者は対象の不動産から出ていかなくてはなりません。


競売を避けるためには「任意売却」という方法があります。

任意売却とは、ローンの支払いが滞った際に、競売にかけるのではなく、債権者(金融機関)と話し合いをし、同意を得たうえで売却する方法です。

相場に近い価格で売却することも可能です。
売却で得たお金は住宅ローンの返済に充てます。


住宅ローンに抵当権が設定されていても、ローンの返済を約束通りに行っていれば、債権者から抵当権を行使されることはありません。


抵当権付きの不動産は売却や相続は可能か?

抵当権が付いている不動産でも売却も相続も可能です。

抵当権が付いている不動産をそのまま売却することは可能ですが、買い手が見つかりにくい傾向にあります。

売却時に住宅ローンを完済して抵当権を抹消することが一般的です。

相続する場合は抵当権が付いたままなので、住宅ローンの残債があった場合は返済義務を含めて相続人が相続することになります。

ただし、住宅ローンの場合は団体信用生命保険に加入しているケースが多いので、その場合は借りている人が死亡すれば保険金でローンが完済され、相続人に借金が残ることはありません。

なお、被相続人が生前に住宅ローンを完済しており、単に抵当権の抹消を行っていない場合は、相続後に速やかに抵当権の抹消登記を行うようにしましょう。


抵当権の抹消手続きの方法は?

抵当権を抹消するには、住宅ローンの完済が必要となります。

たとえば、抵当権が設定された不動産を売却したいために抵当権の抹消を行う場合なら、不動産の売却価格をそのまま住宅ローンの返済に充てることが可能です。

ただし、不動産の売却価格がローンの残債を下回っている場合は、自己資金で補填しなければなりません。

また、住宅ローンを完済したら自動的に抵当権が抹消されるわけではありません。

住宅ローンを完済した不動産は、抵当権を抹消することが必要です。

住宅ローンを完済すると金融機関から抵当権抹消に必要な書類が送られてくるので、自分で法務局に行って手続きするか、司法書士に依頼すればよいでしょう。


根抵当権とは

抵当権と似たものに「根抵当権」があります。

根抵当権とは、不動産を担保として価値を算出し、貸し出せる上限額「極度額」を決めます。極度額の範囲内であれば、複数回にわたってお金を借りられるというものです。

通常の抵当権は、被担保債権が消滅すれば抵当権も消滅します。

しかし根抵当権の場合は、被担保債権が消滅しても抵当権は消滅せずに残ります。

根抵当権は一度の債権回収によって抵当権が消滅するものではないので、同じ会社と取引を行うときにその都度、抵当権を設定する必要がないという点で効率的といえます。


まとめ

住宅ローンを組んで不動産を購入する場合、ほとんどの場合は抵当権が設定されます。

住宅ローンに抵当権が設定されていても、ローンの返済を約束通りに行っていれば、金融機関から抵当権を行使されることはありません。

返済が滞ることのないよう注意しましょう。

住宅ローンを完済したら、そのままにしておかずに速やかに抵当権抹消手続きが必要です。
完済しても自動的に抵当権が抹消されるわけではありません。

なお、住宅ローンの返済に悩んでいる場合は、家を売却することで残債を完済し、抵当権を抹消できる場合もあります。

売却するには査定などを活用して自分の不動産の価値を確認してみましょう。


新潟市の不動産のご相談は、株式会社オルニスまでご連絡ください。

抵当権についても詳しくご説明いたします。

当社は地域密着で営業しているため、地域特有のネットワークを持っているのが特徴です。地域の事情に精通した経験豊富な専門スタッフが、スピーディーかつ丁寧に対応させていただきます。

また、当社では新築戸建て・中古戸建て、中古マンションの仲介・賃貸物件仲介・空き家管理・アパートオーナー様向け管理業務・リフォーム相談も行っております。

不動産の事なら、ぜひお気軽にお問い合わせください。