暑くて寒い新潟に窓のリフォーム　メリットと費用、工事期間、助成金まで解説

窓はどれくらい家の温度に影響しているのでしょうか？

下記は資源エネルギー庁の資料によるものです。

室内から外に熱が逃げる割合（冬の暖房時）
窓　　　　５８％
外壁　　　１５％
換気　　　１５％
床　　　　　７％
屋根　　　　５％

外の熱が室内に入り込む割合（夏の冷房時）
窓　　　　７３％
外壁　　　　７％
換気　　　　６％
床　　　　　３％
屋根　　　１１％

快適な住い作りの基本となるのは、冬の「断熱」と夏の「日射遮蔽」にあります。

そこで重要となるのが、開口部の断熱性能を高めることです。

なかでも窓は、熱の出入りが大きいため、断熱上の重要なポイントです。

冬の暖房時に、室内に逃げ出す熱の約6割が窓などの開口部からで、夏の冷房時に、室外から侵入する熱の約は、約7割は窓などの開口部からです。

室内の温度を保つためには窓から『熱を逃がさない事』『熱の侵入を防ぐ事』が重要であることがわかっていただけたのではないでしょうか。

窓の断熱性能を高めることが重要なポイントとなります。

そこでおススメしたいのが二重窓です。

二重窓は複層ガラス（ペアガラス）と混同されることがありますが、まったくの別物です。

二重窓は、既存の窓はそのままに室内側に新しく窓を追加する工事です。

複層ガラスのようにガラスが二重になるのではなく、窓サッシ自体が二重になります。

ただし、二重窓のガラスはいくつかのタイプから選ぶことができ、そのガラス自体を複層ガラスにすることもできます。

二重窓は内窓ともいわれます。

二重窓を取付けることは非常に多くのメリットがあります。

どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

二重窓を取り付けることによりお住まいに悪影響を及ぼすことはありませんが、敢えてデメリットをあげるとすれば次の通りです。

既存の窓はそのままに室内側に取り付ける作業のみなので、他のリフォーム工事と比較すると安価です。

リフォーム自体にかかる費用相場は、以下のようになっています。

小窓・・・約3～5万円
腰高窓・・・約5～8万円
掃き出し窓・・・約7～10万円

窓の大きさや仕様、ガラスのタイプによっても価格が変わってきますので、お見積りをご依頼いただくのが良いでしょう。

二重窓は簡単な後付け工事で取り付け可能です。

1窓当たり数時間の作業で終了します。

普段の生活をしたままでも気軽にリフォームできます。

今年度は窓のリフォームに関しまして『先進的窓リノベ事業』補助金事業が用意されております

１戸あたり上限２００万円（約５０％相当額の還元）
2023年12月31日までにリフォームを完了すること

但し、予算の消化状況によっては、補助金が交付されない場合がありますので、早めの申請をおすすめします。

家から逃げていく熱のほとんどが窓からです。

家全体を快適に過ごすためには、窓の断熱性を高めることが大切です。

二重窓は、断熱・結露防止・防音・防犯・省エネなど大きなメリットがあります。

夏の暑さ対策・冬の寒さに手頃に行えて効果の大きい二重窓を検討してみてはいかがでしょう。


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